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馬の病気 胃潰瘍はなんと90%

   

馬の病気で胃潰瘍がなんと9割!ところで花粉症があるの?

花粉症に関しては、はっきり無いとも言えないしあるとも言えないとの見解ですね。実際、この季節になると、鼻水を流したり、くしゃみをする馬が多いのは確かですけれど、これは花粉症のようなアレルギー性ではなく、乗馬クラブの管理の関係かもしれません。とにかく人間でも季節の変わり目には風邪をひきやすいように馬も何かと季節の変わり目には変化が起きるからでしょうね

これは競馬馬には見られないとの事ですから、さすが管理はしっかりしてるんでしょうけれど、一方競馬馬には胃潰瘍が多いらしい。

極度のストレスによるものらしいのですが、驚くことに90%が胃潰瘍持ちだそうです。

薬を常用している馬もいるし、レースの前になると腹痛を起こす馬もいるそうですから、やっぱり究極のタイムを争う馬たちにはそれなりの苦労があるって事のようです。

胃潰瘍は普通の乗馬クラブではあまり見られないのも納得できますが、こちらのほうはやる気のない馬の、世の中を捨て去っているような投げやりな感じの行動をとる馬が居たりします。名前を聞くと「えっ?あの馬?」というように競馬で走っていた時には名前の売れていた馬だったりします。これはやっぱり人と協力してきた馬だからこその「見捨てられた悲しみ」の表れでは?と感じてます

あるオーナーの持ち馬だった馬が馬主の都合により売られてしまい、売られた先で、一気に寒くもないのに冬毛に覆われて、食欲もなくなり亡くなった話を知っています。冬毛になってしまった頃に心配した新しいオーナーから知らせを聞いた前のオーナーが立ち寄った時の馬の喜びようがすごかったらしいです。それからは毎日のように決まった時間にいななくようになってしまって、かえってかわいそうな事をしてしまったと新しいオーナーは感じたそうです。それから暫くして亡くなったそうです。

この話は本当に悲しくなってしまいますよね。でも大きな動物の一生を全うさせるまで一人オーナーというのもかなり難しい。競馬馬のように、何人もの手が常にかかわって生きてくると身近で世話をしてくれる人が変わるのは当たり前で、環境に順応する、半分あきらめや、達観した馬になれるのかもしれません。

でもここでやはり乗馬を楽しもうとか馬をかわいがろうと思っている人は心して馬に接してほしいです。馬はしゃべりませんし、大笑いをすることもありませんけれど繊細でデリケートな心優しい動物です。寂しい思いをさせないような心配りや愛情が必要です。

愛情には必ず答えてくれるのが馬です。

 

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