こぶしを前へ!
馬にのってレッスンを受けていると
「こぶし!こぶしを前へ前へ!」なんて言われませんか?
そうかと思うと
「だめぇそんなにこぶしが動いちゃ馬が混乱する!」
「障害じゃないんだから」
なんて言われませんか?
障害の時は
こぶしも馬の鼻先と首が障害に向かってぐっと伸びた時に一緒にすっと約10センチほど前へ馬の首に沿ってさり気なく出すのがコツ
その時に障害飛越の随伴姿勢が遅れて馬の後肢が跳ね上がる時に乗りてのおしりが鞍にぶつかってしまったら
馬は後ろ足で障害を引っ掛ける事になってしまいます
障害の姿勢や随伴姿勢に関してはまた別の機会に
今は馬場馬術のときのこぶしに関してちょっとね
皆さんは手綱をどんな感じに持ってます?
薬指と小指に挟んだところに力が入ってませんか?
馬の口角と引っ張りっこみたいな感じになってませんか?
上手な人を見ると適度に張っては要るももの引張っこにはなってないはず
引張っこはダメだけど、ズルズルと手綱が緩んでしまっては全くダメなのです
手綱の折り返した部分を親指を立てるようにして人差し指との間でしっかり固定
その分小指と薬指の間の手綱はなんだか揺さぶるようなゆるい感じで優しくもちましょう
馬の口と直接コンタクトのある手綱は優しく、でもしっかりと持つ事が必要です
小指と薬指を優しく揺さぶって馬の口角を感じてみてください
そして話しかけるような気持ちで適度な緊張感で一定のコンタクトをとりましょう
こぶしを前へ前へというのは
乗りてが馬の動きに遅れてしまって、馬は前へ進もうと動くのにその度に手綱を引っ張ってブレーキをかける動きをしてしまってるからインストラクターから注意されるのです
こぶしを前へ前へと言われたら
自分の姿勢が遅れてる証拠と思ってください
馬に脚では前へ行くように指示しているのに、手綱はブレーキを掛けるように引張てしまっていたら、馬は混乱してしまいますよ
難し事より
馬に話し掛けるようにコンタクトを取ることを心かけてください
頑張って♪